望潮亭通信

無常なる世界を見るは楽しかり

気張りなや

こんなコラムを2004年に書いていました。 エビス「プロ野球のバファローズの前につく名前を売ってン十億円ちゅうのは、うまい商売を思いついたものでンな。わての名前も誰か買うてくれまへんかな」 大黒 「アホか。おまえの名なんて誰が買うねん。それにな、…

へたり牛

こんなコラムを2004年に書いていました。 大量破壊兵器をアメリカはイラクでまだ発見できない。国連の調査団も発見できず、「それなら俺達が発見してみせる」と、戦争までして邪魔なフセイン政権を排除し、のびのびとブッシュ政権は大量破壊兵器を探し始めた…

ワクチン4回でも感染

ワクチンの効果は見えにくい。感染しないでいるのはワクチンを打った効果なのか、ワクチンを打たなくても感染しなかったのか個別には判断ができない。治験データではワクチンの感染予防の有効性が示されたとしても、全てのワクチン接種者に有効であることは…

昔、巨人ファンありき

昔、男ありき。巨人ファンを自認したりしが、傍からは「熱狂的」なる冠をつけられたり。巨人が勝てば、翌日はうきうきと過ごし、巨人が負ければ、翌日は暗い顔して、誰と話すのも心憎しとの様子なりたり。 その男に心配事あり。巨人が勝てば、それで万事OK…

美学に死ねるか?

美学とは主観であり、個人が持つものである。それは個々の生き方につながる場合もあり、つながらない場合もある。しかし、国家が美学を示し、個人にその美学に沿って生きるように要求することもある。それは統制のためである。「こういう人間になりなさい」…

消費者が減る

こんなコラムを2004年に書いていました。 ケイン「日本では、派遣で働く人が217万人、フリーターが417万人だという。いずれも若い人が中心だとか。同一労働同賃金は日本では実現されず、これらの人々は正社員に比べ低水準の賃金で働いている。労働者は消費者…

外国勢力の影響力

旧統一教会が自民党などの国会議員や地方議会議員たちと広範に接触し、関係を構築していることが次々に暴かれ、それらの議員たちは神妙な態度で「今後は関係を持ちません」などと釈明に追われている。こちらも新型コロナウイルスの陽性者と同様の「探せば見…

胸に手を当てて君が代を聞く

タマ「なんで、日の丸を仰ぎ、君が代を聞く時に近ごろ、日本のおエライさんは胸に手を当てるようになったのだろう?」 ミケ「アメリカに倣ったのさ」 タマ「胸に手を当てるなんて格好は、日本の伝統にはない。あんなアメリカの猿真似をして恥ずかしいとは思…

進化する自動回転ドア

こんなコラムを2004年に書いていました。 ある年の4月1日、総理大臣官邸に自動回転ドアが新たに設置された。このドアを通らなければ、誰も官邸に入ることはできないようになった。ただの自動回転ドアに見えるのだが、さまざまな機能を持っている。ただし公…

過疎路線と乗り鉄

商店や飲食店などなら、来店客が減って「店を開いていても売り上げで電気代さえ払えず、赤字続き」となり、周辺の住民も減り続けていて来店客数の回復が見込めない状況となれば、店を閉めるだろう。そうした判断は人々に同情され、地域を見捨てたと批判され…

ポチのプライバシー

ポチ 「我々にもプライバシーってのは、あるのか?」 ラッキー「もちろんだ。我々にも他犬には知られたくないことはある」 ポチ 「そうかなあ。おまえは先月、公園で花屋のピッピと、えらいホットだったじゃないか。たしか去年は横丁のマルが相手だったのに…

自己責任あれこれ

これは20XX年の日本の話です。 自己責任その1−−火事 「火事を出した奴が悪い。消防システムにも税金が掛かっている。すべての家が火事を出すのではなく、一部の不注意な奴だけだ。騒ぎを起こし、世間を騒がせたのだから、火元となった家は反省して、自己責…

年金狂詩曲

こんなコラムを2004年に書いていました。 キン「年金をどうする、こうするって喧しいこった。今の年金は個人別に積み立てて管理するという制度じゃないんだから、年寄りが多くなって、一方、若い者が少なくなれば、やりくりが厳しくなるのは当然じゃ」 ギン…

事実と解釈と意見

情報リテラシーという言葉を見かけることが多くなったが、リテラシー(literacy)とは「読み書きの能力、識字力」のことで、新明解では「①読み書き能力(の程度)。②その時代を生きるために最低限必要とされる素養。昔は、読み・書き・そろばんだったが、現…

アウトローたち

黒駒勝蔵といえば清水次郎長に敵対した悪いヤクザものというイメージがあるが、これは浪曲や映画でつくられたもの。実際は、無法者ではあったのだが、尊王攘夷のため博徒のみならず浪士まで糾合し、武装して倒幕運動に動き、そのため幕府から狙われたという…

愛国から憂国へ

こんなコラムを2004年に書いていました。 愛国ボーイ「嬉しいね。だんだん、良き日本に戻って来た」 馬おじさん「強制と愛国の狭間にしか生きる場がない、なんて社会になりそうだ。跋扈する愛国者達と、息を潜める多数、か」 愛国ボーイ「戦後民主主義で骨抜…

「平和」と信仰

「平和」という文言を掲げる団体や運動が旧統一教会の関連で多く存在し、正体を知ってか知らずか、接触を持っていた政治家たちが批判されている。うろんな宗教団体が、霊感商法などで多大な被害を生じさせたことを反省して、贖罪のために「改心」して平和の…

皇室における「私」と「公」

利己主義を助長し過ぎたと戦後民主主義を批判し、「私」より「公」を重視しなければならないという意見がある。 この場合、①戦後民主主義を批判しても、批判される主体が曖昧なので誰からも強い反論は出て来ない、②利己主義についても、身勝手な他人に対する…

民主主義って有効か

こんなコラムを2004年に書いていました。 ブッシュ政権は、大量破壊兵器をイラクが隠し持っているとしてイラク攻撃を始め、多数のイラク人を死傷させたが、大量破壊兵器なるものは見つからなかった。そこで、民主主義をイラクにもたらすことで世界(アメリカ…

21世紀の治水

治山治水とは「山を治め、水を治める」こと。山を治めるためには植林のほか水源林や保安林の整備、地すべりを防ぐ地盤改良、砂防ダム設置などが行われ、水を治めるためには堤防の整備のほか、河川改修、水路整備、治水ダム建設、調整池や遊水池や放水路の整…

コイズミプス王

こんなコラムを2004年に書いていました。 丘に陣取ったスフィンクスが問いかける謎を解いたコイズミプス、旅の途中だったが、人々から請われて王の座についた。コイズミプスが王になってから景気が持ち直し、人々からの人気も高かったものの、やがて猛暑が続…

ブーイング

こんなコラムを2004年に書いていました。 パンダ 「アジアカップで君が代を流している時に中国人観客が、起立もせず、ブーイングさえしたと日本の教育委員会関係者がえらく立腹しているらしい」 カラス 「さすが、日本国家主義の尖兵の教育委員会らしいな。…

最低賃金と公務員

2022年度の最低賃金(時給)について全国加重平均で31円引き上げるとの答申が出された。この通りに改定されると全国平均の最低賃金は961円となり、都道府県別では東京都が1072円で最も高く(東京・神奈川・大阪の3都府県が1千円台)、最も低いのは高知県と…

黙っていれば誰も気付かない

白骨温泉(長野県)で入浴剤を使用していたことが2004年に明らかになった当時、ほかの温泉にもインチキをしているのでは?との疑いの目が向けられ、すると、出るわ、出るわ、井戸水や水道水を沸かして温泉と称していたところが続々明らかになった。水道水を…

流行り歌

こんなコラムを2004年に書いていました。 巷に流行る替え歌が聞こえて来ました。 ぽっ ぽっ ぽっ ヘリぽっぽ 墜落したぞ 近寄るな 日本人には 触らせない……中国人の君が代ブーイングにはあれだけ大騒ぎした世論・マスコミが、今度ははっきり及び腰。日本の主…

ヨン様

こんなコラムを2004年に書いていました。 ヨン 「日本では俺は、様を付けてヨン様と呼ばれ、崇拝されているんだ」 ベッカム「俺だって様を付けて、仰ぎ見られていたぞ」 ヨン 「しかし、W杯の熱気が冷めた今では、あんたに様を付けて呼ぶ人は見掛けなくなっ…

自然も観光資源

函館は人気が高い観光地だが、星形の城郭の五稜郭や函館山山麓の元町の教会群、朝市、湯の川温泉などは市街地にあり、夜景に浮かび上がるのは市街地の姿で、グルメに人気の飲食店も大半が市街地にある。ほとんどの観光客は函館観光で見て回るのは市街地だけ…

泣いた小泉

こんなコラムを2004年に書いていました。 事情通「公衆の面前で小泉首相が泣いたそうだ」 半可通「そうか。少し遅れたけど、ヘリ墜落の現場に行って、沖縄の人々が置かれている立場を実際に見て、日本政府の怠慢に恥じ入って泣いたか。沖縄の米軍基地を縮小…

人間との共生

こんなコラムを2004年の秋に書いていました。 クマ「今年の夏は暑かった。すっかりバテていたところに、台風が相次いで日本列島を直撃。暴風雨で山の中もめちゃくちゃになった。木の実は落ちるし、果実も落ちるしで、冬眠を前に、どうしたらいいんだ? 冬眠…

謝罪する教皇

カナダを訪れたローマ教皇フランシスコが謝罪した。カナダでは19世紀から同化政策として先住民の子どもを親から強制的に引き離し、寄宿学校では「白人」になるように教育したそうだ。だが、カトリック系寄宿学校では先住民の子どもたちが神父らから虐待を受…